メンテナンスの要!ポルシェのエンジンオイル交換は、温度と時間が重要!
ポルシェを安心に楽しむ為には、エンジンオイルの管理はとても重要です。高回転、高出力のエンジンは常に熱と摩耗との戦いです。長くパフォーマンスを保つためにも、専門店でのオイル交換はオススメです。 ここでは、水冷モデルのポルシェのオイル交換の様子をお伝えいたします。
エンジンオイル (engine oil) とは、エンジンに使用するための油であり、様々な機能の為に使用されるが、主となる潤滑作用を元に潤滑油とも呼び、モーターオイル (motor oil) と呼ぶこともある。
ポルシェエンジンのベストパフォーマンスを維持させるためにはポルシェに適したオイルとインターバルでの交換が必要不可欠です。
ポルシェにはオイルレベルゲージは存在しません(一部車種除く) メーターにオイルレベルの表示はされますが、適切なレベル調整には専用のテスターにて調整を実施します。991型の作業を例にあげますとオイルを抜き取るまでは通常の車と変わりありませんが、オイルレベルの確認、調整をするには暖気後オイル油温度が90℃以上になってから2分以上車両を水平にさせる必要があります。そのためレベル調整には時間を掛けしっかり行うことが重要です。 エンジンオイルの必要性(役割) ◆1 潤滑 エンジンの内部は何点ものパーツが組み合わさって作動しています。 その摺動部は常時潤滑油膜を形成させることにより焼き付き、摩擦を 防止することによりエンジン寿命・燃費向上させています。 ◆2冷却 エンジンの熱は冷却水では届かない部分のパーツをオイルにより 冷却し熱を放出させます。 ◆3洗浄 エンジン内部で発生した不純物をオイルにより吸収し除去することで エンジン内部を常にきれいな状態を保ち有害物質が蓄積されるのを 防止します。