2022.09.14
パナメーラ(970型)警告灯点灯 走行不能
今回は業者様よりご依頼のパナメーラ(970型)がご入庫です。
朝突然メーターに「ギヤボックスキンキュウサドウ」の表示が出て車両が動かなくなってしまったとの事でした。
早速車両を確認しますとエンジンチェックランプ点灯とエラー表示がいっぱい出てますね。。。
シフトを切り換えても動こうとしている感じはあるもののやはり動きません。
次にポルシェ専用テスターでチェックしていきます。フォルトコードが色々と拾っています。
センサー系の不具合の為、通信しているコントロールユニット関連もエラーとなっています。シフトをセレクトしても
動かない現象ですのでPDKのデーターを点検していきますとシフトポジションセンサーに異常があることが分かりました。
本来でしたら走行距離も少なくない車両でしたのでPDK本体を交換するのが間違いが無く安心かと思いますが
PDK交換となるとかなりの金額となりますので業者様と打ち合わせさせて頂きましてセンサー交換での修理で
作業を進めさせて頂く事となりました。センサー交換でもまあまあな価格ですが本体交換の1/10でおさまります!
ではセンサー交換をしていきます。
PDKのオイルパン→バルブボディーと順に取り外しセンサーへとアクセスします!
こちらがシフトポジションセンサーです。内部センサーが故障し信号入力が出来なくなっていました。
センサーを新品に交換後テスターにてシフトポジションのデーターが変化するようになりPDK修理完了!
PDKオイルを充填し、走行テストを行い変速する事を確認して作業完了となりました。
PDK不具合も故障内容によっては修理が可能です!お困りなことがありましたら是非ご相談ください。