オリーブ・グリーン・メタリックのカイエンGTS（957型）

信号待ちでエンジンがブルブルと振動が大きくなり、稀に発進時にエンストをしてしまうとの事でご入庫頂きました。

早速車両をテスターにて点検していきますと5番シリンダーと6番シリンダーにミスファイアの記憶が残っていました。

(ミスファイアとは失火の事です。エンジンが点火系あるいは燃料系の適合性不良、トラブルなどで着火せず失火を起こすことをいいます)

まずはエンジン不調の際、基本点検となるスパークプラグの点検しますが失火を起こすほどではありませんでした。

次にスパークプラグに点火信号を送るイグニッションコイルを点検します。

やはり5番のコイルにて点火不具合があり6番も時折不具合発生していました。

5番が振動を大きくし、5番6番が同時に不具合が発生した時にエンストが起きていたようです。

今回不具合が起きている2本を交換すれば症状は改善しますが、修理あるあるで同時に全数交換しなかった場合 ※ 高い確率で

その他のコイルが不具合が起きるご説明をさせて頂き全数交換させて頂くことになりました。

（※不具合は出ていないにしろその他のコイルも同じ時間動いていましたので故障リスクがあります）

イグニッションコイル＆スパークプラグを8本交換し修理完了です！のV8 4.8lのエンジンが復活しました！

オイル交換も同時にご用命頂きメンテナンスもしっかり行いました。

これでしばらくの間安心ですね！