ポルシェ997.2GTS　車検整備でご入庫 ドライブベルト交換を実施しました！

カレラSとGT3の間のモデルとして発売されたGTSですが駆動はRWD(rear wheel drive）ですが、カレラ4のワイドボディーを採用しています

エンジンは基本的にカレラSと同じですが専用チューニングが施してあり408馬力までUPしています。

車検にお預かりする少し前より始動時にエンジンルームよりキュルキュルと異音が出るようになったとの事で
始動後すぐのアイドリングでエアコンを入れたときに異音の発生を確認することが出来ました。

異音はドライブベルトから発生しており念の為、ベルトの張りを調整するオートテンショナーの点検も実施致しました。

プーリー軸のベアリング自体には問題ありませんでしたがテンショナーが動く支点部分の動きがかなり渋くなっておりまたテンショナーダンパーのオイルも抜けている状態でした。

エンジンの回転に対しスムーズにテンショナーが動くことが出来ずベルトのテンションが変化し異音の発生原因となっていました。

またドライブベルトも経年劣化いていましたので今回はオートテンショナーASSY、ドライブベルトの交換を実施させて頂きました。

テンショナー交換組み付け後、エアコンを入れても音が出ないようになりました！

ポルシェのドライブベルトは亀裂があまり入らず年数を経過しても問題なさそうに見えますがベルト回りのプーリーやテンショナーの不具合で異音が発生する場合がございます。