991.1カレラS 　シフト警告灯が点灯し走行不能でご入庫です。

普段お付き合いのあるお店で、PDK不良にて交換が必要という判断でしたがそちらでは修理が難しいとの事でオーナー様よりご依頼頂きました。

現状確認させて頂きますとエンジンはかかりますが、メーターに警告灯が出ていてRレンジ、Dレンジ共に動かない状態となっています。

次にテスターにて診断してきます。PDKギヤ内部の1/3シフトロッド位置が見れて無い様でセンサーに不具合があるようです。

通常ですとセンサー単体で部品設定が無くPDK ASSYで交換が必要なります。そうなりますとかなりの高額となりますね。

オーナー様とご相談させて頂きPDK分解のリスクはありますが海外製のシフトセンサー交換で修理を実施する事になりました！

では作業開始です！まずはPDKを分解するためにエンジンを降ろしていきます。

エンジンが降りましたのでPDKを分解していきます。ここは破損してしまうと部品供給がありませんので慎重に分解となります。

流石にヒヤヒヤの汗びっしょりに緊張しながらの作業です。

無事に分解が終わりセンサーの交換が完了しました！

組み付けていく上でギヤオイルは新品を注入PDKオイルと言われるクラッチ側のオイルもオイルパンのフィルターと同時に交換させて頂きました。

組み付け完了後テスターにてエラーをリセット＆校正作業を実施してテストランです。変速し走ることが出来るようになりました！

今回部品の取得にかなりの時間がかかり長い間お待たせしました。

ご依頼頂きましてありがとうございました。